「ゴルフって敷居が高いイメージ」
「ルールもややこしくて難しそう」
そんなゴルフのイメージを払拭するべく立ち上がった、歴史あるゴルフ場が「有馬カンツリー倶楽部」です。
「お客様にもスタッフにも、まずはゴルフの楽しさを知ってもらうこと」をモットーに、初心者にも優しいゴルフ場を目指しています。
今回募集する「キャディ」とは、ゴルフをプレーするお客様をサポートするお仕事。最大4名1組のお客様に対し1人のキャディが付き、一緒にコースを回ります。
仕事内容は、お客様のゴルフバッグやクラブを運んだり、ルールに基づいてお客様を誘導したり、コースの距離・特徴や風向のアドバイスなど様々。

小さな仕事でも、ひとつひとつの丁寧な積み重ねがお客様の満足に繋がります。
お帰りのお見送りまで、トータルで1日およそ5~6時間、お客様のお供をします。
「やっぱり難しそう・・・」
そう思ったあなた、もう少し読んでみてください。今回、お仕事の実際を知るために2人の現役キャディさんにお話を伺いました。
初めてのゴルフ、初めてのキャディ
最初にお話を伺ったのは、キャディ歴4年目の松永さん。

この職場にいる4年間の間に結婚・出産を経験し、現在は一児の母で育児をしながらお仕事をされています。
もともとフルタイムで働いていましたが、出産後の現在は、忙しくなる春・秋の時期に週3~4日ほど入るスタイルに。
- ここでお仕事を始めたきっかけは?
「ちょうど転職を考えていた時、ここの募集のチラシを見つけました。当時はゴルフも全くしたことがなく無知の状態でしたが、ゴルフ好きの祖母の影響で興味はありましたし、家も近くお給料も良かったので応募してみました」

面接に行ったときに感じた、スタッフの雰囲気の良さが決め手になったそう。
- お仕事を始めてみていかがでしたか?
「最初の頃はルールやコースの距離など、覚えることが多くて大変でしたね。今でも日々勉強ですが、楽しくやってます」
「コースに出て、お客様のバッグやクラブを運ぶ際、例えば4人のお客様だと、どれがどなたのものか覚えないといけないのですが・・・最初は慣れず、慌ててしまったこともありました」
人と人とが出会うからこそ生まれるもの
そんな松永さんのお客様との思い出のエピソードもお伺いしました。
キャディになりたてで慣れない中、仕事で失敗をしてしまい、落ち込んでしまったことがあったそう。
その時対応していたお客様が落ち込んでいる松永さんを案じて、帰宅後に「よく頑張ってたよ」とメールをくださったそうです。
それから返事を書き、何通かやりとりをした後に指名して来て下さるようになったと言います。

「当時本当に励みになりました」と松永さん。
長時間お客様に接するキャディだからこそ、「客とスタッフ」ではなく「人と人」との関わり方ができるのだと、このお話から実感しました。
様々な人と関われる楽しさ
続いてお話を伺ったのは、現在大学4回生・キャディ歴4年の大河原くん。
お家も近く、知り合いがここでお仕事をしていたこともあり、踏み込んでみたと言います。

ご家族の影響で昔からゴルフに馴染みがあった大河原くん。
- 4年間働いてきて、特に印象に残っているお客様はいらっしゃいますか?
「そうですね、90歳前後の常連様がいらっしゃるのですが、いつも車で2時間ほどかけて来てくださるんです。大阪から、ご自分で運転をして」
- ご自分で、ですか!
「そうなんです。孫みたいに接してくださいます。普段90歳の方とお話することってなかなかないので、そういった様々な年代の方と関われるのもこの仕事のおもしろさのひとつですね」

お客様・スタッフからも愛されるムードメーカーの大河原くん。日々コミュニケーション能力も培っているようです。
そんな彼が仕事の中で大変だと思う部分は、年に2~3回ほど開催されるという大会でのお仕事。TV局のカメラが並び、人も多く、普段と違う雰囲気になかなか慣れない、とはにかみながら話してくれました。
仲間がいるからこそ
- このお仕事での1番のやりがいは何ですか?
「お客様に喜んでもらうことはもちろんですが、この有馬カンツリー倶楽部の仲間と楽しく仕事できていることが今の1番のやりがいです」
長時間の仕事を終えて控室に戻ると「お疲れ様!」と迎えてくれる仲間たちの笑顔に、疲れも吹き飛ぶと言います。撮影中も仲間とともに楽しくお仕事をされているのが伺えました。
楽しくないと仕事じゃない
最後に、そんなキャディさんたちをまとめるキャディマスターの黒木さんにお話をお伺いしました。

学生時代のキャディのアルバイトがきっかけで、競技ゴルフに出会った黒木さん。
当時プロゴルファーを目指していましたが、ある時から限界を感じ、でもゴルフには携わっていたいと、ティーチングプロに転換。それからはその道一筋。本場アメリカでお仕事をされていたこともあるそう。
そんな黒木さんのイメージをスタッフさんに伺うと「お茶目」「やさしい」「面白い」など様々。親しみやすいキャラクターとあたたかい心が、スタッフを惹きつける黒木さんの魅力なのかもしれません。
「楽しくないと仕事じゃない。だから、ここも『ゴルフのテーマパーク』って呼んでるんですよ。テーマパークに仕事に来ている、なんかワクワクするでしょ」

お客様もスタッフも笑顔になれる場所にしたい。黒木さんのそんな思いは、ちゃんとスタッフにも通じていました。
ゴルフをしないとなかなか知る機会のないキャディのお仕事。でも、どんなお仕事もみんな初めは初心者。ルールもコースの知識も入ってから覚えたらいいと言います。
「大事なのは、お客様を楽しませる気持ち。そして、自分も楽しむ気持ち。最初はそれだけあれば十分です」
ゴルフ初心者にも安心の制度
有馬カンツリー倶楽部では、ゴルフ未経験の方でも安心してお仕事を始めて頂けるよう、さまざまな取り組みを行っています。
入社後には丁寧な研修がありますので、基礎からしっかり学ぶことができます。今いる先輩スタッフも未経験から始めた人ばかりなので安心してチャレンジできる環境です。
またキャディのお仕事の入口として、まずはゴルフに触れてもらい、楽しむこと。そのきっかけとして、スタッフ向けのイベントを企画・開催しています。
・月に数回、火曜社員ゴルフ研修
・「ゴゴ練」と称し、お客様のスタート終了後の14~15時以降、コースを利用するゴルフ練習
・年2回社員ゴルフコンペの開催
”生涯ゴルフ”と”生涯シゴト”をめざして
有馬カンツリー倶楽部では、ゴルフをする意欲、働く意欲を持つ人たちがいくつになっても活躍できる場を提供していくこと、つまり「年齢にかかわりなく楽しめるゴルフ場」そして「年齢にかかわりなく働ける企業」を目指して、心から楽しみながら取り組んでいます。

引用:http://www.arimacc.jp/recruit
その取組みの評価として、平成25年度高齢者雇用開発コンテストにおいて、「厚生労働大臣表彰 特別賞」を受賞、高齢者雇用促進セミナー講師の依頼や10月にはフジテレビの「新報道2001」という報道番組にも取り上げられています。
“生涯ゴルフ”と“生涯シゴト”が楽しみながら実現できる場を提供できるよう、「年齢にかかわりなく働ける企業」として邁進する企業です。
興味を持っていただけたあなたへ
思っているハードルは、錯覚かもしれません。仕事を楽しいと思える、自分のペースで働きたい、そんなあなたの思いに応えてくれる「有馬カンツリー倶楽部」でのキャディのお仕事。
あなたも、一歩踏み出してみませんか?
四季が移ろう自然豊かな職場を前に、きっと新しい世界が広がるはずです。