三田市天神にこじんまりと佇む美容室「scarlet」
名前の由来は、お店を作る際に店長がイメージした「赤い(scarlet)扉のあるお店」。
小さなアトリエのような心地のいいサロンで、経験者スタイリストを募集します。
まず初めにお話を伺ったのは、代表でスタイリストの高見さんです。
もともと美容師一家で育った高見さん。以前は関東でお仕事をされていたそうですが、お仕事の関係でご縁があり三田市へ。
「三田市は穏やかで居心地がいい。日々ゆったり楽しくお仕事させてもらっています」
その人に合わせた働き方の提案
- このお店の特徴、コンセプトは?
「ここは小さなお店なので、地元の方に長く愛されるお店にしたいと思っています」
実際、来られるお客様もほとんどが地元の30代~の女性だと言います。そのお子様もご一緒するなど、親子でご予約してくださる方も少なくないようです。
「美容室って、成人式や結婚式など、お客様の人生の節目に来て下さる場所でもあるんです。お客様ひとりひとりに対し生涯担当させてもらう、という思いで日々仕事をしています」
- 今回経験者スタイリストの募集ですが、応募者側は家事・育児などのバランスも気になるところです。
「そうですよね。でもその部分は臨機応変に、その人に合わせた働き方の提案をしていきたいです。実際に今いるスタッフも、育児をしながらなので、朝から来て14~15時くらいまで働いてくれています」
わがままを受け入れてくれた
続いては、先ほどお話に上がった、パートで働く3児の母の酒井さん。
以前は別の美容室で店長をされていましたが、結婚・出産・引っ越しに伴い美容師の仕事を離れたそうです。
- このお店と出会ったきっかけは?
「引っ越し後、朝のバイトを始めたのですが、もう1つ仕事をしたいな、と探していたときでした」
「すごくわがままなんですが、朝のバイトは続けたくて、でも朝イチから働いているので、できれば早めに上がれる仕事がないか探していたんです。美容師は時間的に難しいかな~と思って、諦めていました」
そんなとき、お知り合いの方に「ダメ元で相談してみたら?」と後押しされ、オーナーの高見さんにお会いしたそうです。
「あとはもう店長のお人柄の良さが決め手でしたね」
実際、子育てをする上で、行事が重なったり、急にお子様が体調を崩してしまったりと、イレギュラーが多いのは共通の悩み。そんなときも、連絡ひとつで快く応じる、すてきなお店の姿勢です。
スタイリストではないからできること
最後にお話を伺ったのは、店長高見さんの奥様であり、レセプション担当の小川さん。店長の高見さんと共に、千葉からこちらへ来られたといいます。
このような小さな美容室に「レセプション」がいるということは、とても珍しいのだそうです。
「お会計の際にお掛けいただき、次回の予約受付などのお話をしながらゆっくりお話することで、よりお客様のことを知り、寄り添うようなサービスができると思うんです」
実際にお客様の中には、旦那様の高見さんがカットをされる傍ら、小川さんとのおしゃべりを楽しみに来られる方もいらっしゃるほど。
そんな小川さん、レセプション業務をしながらオリジナルアクセサリーの制作・販売もされています。
もともとアパレル関係で働かれていた小川さん。洗練されたセンスが、アクセサリーにもしっかりと反映されています。中にはアクセサリーだけを買いに来て下さる方もいらっしゃるようです。
笑顔になれる場所づくり
ここで、奥様小川さんからの店長高見さんの裏話も少しだけ。
「お家ではなーんにもしないんです。スマホを見て、ずーっと替え歌や自作のよくわからない歌を歌ってます(笑)でもお店のこととなると、目の色が変わるんですよね」
夫婦仲には気を遣ったりしてしまいそうですが、お店でもお家でもキャラが変わらないという高見ご夫婦だからか、スタッフさんとも家族のよう。取材中も終始笑顔があふれる心地いい雰囲気でした。
「お客様もスタッフも笑顔になれるような場所にもしたい」という高見さんの思い、しっかりと浸透しているようです。
こんな笑顔あふれるあたたかい美容室、「scarlet」
時間が合わないから・・・と美容師復帰をあきらめているあなた
価格ではなく質と雰囲気で選んでくださるお客様に、自分の技術で応えたいと考えているあなた
まずは是非ご応募ください。あなたの「わがまま」喜んでお伺いします。